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日本には約419万人の精神障害者が存在し、その数は2010年代初頭と比べて20%以上増加しています。特に気分障害や不安障害などの診断が増え、向精神薬を服薬する人々も増加していますが、多剤処方が進む一方で、服薬を続けても回復しないケースも増え、向精神薬の減薬や断薬の情報を必要とする人も増加しています。
本書は、向精神薬の減薬・断薬に成功した6名の当事者の体験談と、それを支えた精神科医2名のインタビューを通じて、精神医療の現状と減断薬の重要性を探ります。
第1部では、性犯罪被害による複雑性PTSD、発達障害、統合失調症など、様々な精神疾患の診断を受けた6名の当事者の発症から断薬に至るまでの赤裸々な体験を紹介。また、2024年の再インタビューを通じて、断薬後の現状にも迫ります。彼らは長年の服薬による後遺症を抱えながらも、現在は元気に日常生活を送っています。
第2部では、当事者を支えた2名の精神科医へのインタビューを収録。これらのインタビューでは、精神医療や向精神薬に対する臨床現場の現状、そして回復を支援するための考え方について詳述しています。本書を通じて、向精神薬の減断薬の必要性と、診断名にとらわれずに回復する可能性を考察します。
精神疾患に関する理解を深め、回復の可能性を探る貴重な一冊です!
本書と同じ著者が減薬・断薬のプロセスにせまった『ゆっくり減薬のトリセツ 第3版』も、おすすめです!
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