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アメリカ、マサチューセッツ州でエンジニアとして働いていた著者は、地元のサッカークラブ、レクスプレサスで20年以上にわたってサッカーを楽しんでいる。今から約10年前、著者は南アフリカの高齢女性たちのサッカーチームについてのドキュメンタリー番組のビデオを渡される。写っていたのは60代から80代半ばの女性たちが、土のグラウンドでボールを追いかける姿だった!
本書は単に「南アフリカの高齢女性がサッカーをする話」ではない。「そんなのは夢物語だ」と思って諦めるのではなく、もっといえば夢さえも見ないでため息だけついて年をとっていくに任せるのではなく、何歳になっても夢を見て、それを実現するために毎日少しずつでも動くことが幸せにつながることを教えてくれる話だ。
【目次】
まえがき
第1部 夢をかなえる
第1章 バケイグラ・バケイグラFC
第2章 私たちも挑戦する
第3章 私たち女はバカじゃない
第4章 いま自分ができる小さな善行をなすこと
第5章 南アフリカが歩んだ過酷な歴史
第6章 グラニーたちがやってくる!
第2部 試合に挑む
第7章 サッカー愛がつなげた絆
第8章 奪われたものが多すぎる
第9章 互いに敬意を払うこと
第10章 ブブセラ対ウクレレ
第11章 乾いた大地に雨が降る
第12章 たくさんのゴールが決められますように
第3部 もっともっとゴールを
第13章 南アフリカでグラニーたちに歓迎される
第14章 ラドゥーマ、ラドゥーマ!
第15章 女性を殴るのは、岩を殴るようなもの
第16章 バオバブの木
エピローグ サッカー・シスターズ
あとがき
謝辞
訳者あとがき 実川元子
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