ヘッドマウントディスプレイ

バーチャルリアリティ学ライブラリ

ヘッドマウントディスプレイ

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出版社
コロナ社
著者名
日本バーチャルリアリティ学会 , 清川清 , あるしおうね , 伊藤勇太 , 鳴海拓志
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2024年10月
判型
A5
ISBN
9784339026917

【読者対象】
本書は,バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実感(AR)に関心を寄せる方や,ウェアラブルコンピュータや先端技術に興味のある方を対象としています。VRやARを実現する代表的デバイスであるヘッドマウントディスプレイ(HMD)を取り上げ,高校生から,社会人,研究者まで,幅広い層がHMDの技術とその進化を理解しやすいように解説しています。

【書籍の特徴】
VRやARといえばHMDをつけたユーザをイメージする人が多いと思います。これまでにVRやARに関する書籍は数多く出版されていますが,HMDはその中の一部として取り上げられるだけでした。本書は,HMDのみを深く掘り下げて様々な角度から一般向けに解説した初めての書籍であると言ってよいでしょう。HMDの仕組みや典型的な光学系を解説するだけではなく,HMDがどのように発展してきたのか,そもそもHMDを見る眼の仕組みはどうなっているのか,さらには映像視聴に留まらないHMDの新しい機能や用途についてどのような研究がなされているのか,といった多岐にわたる話題を取り上げています。読者の皆様には,HMDについての深い理解を得るだけでなく,HMDがもたらす未来の可能性に触れ,その魅力を感じていただけることを願っています。

【各章について】
本書は6章で構成されており,それぞれの章でHMDの重要な側面を詳しく解説しています。
1章では,まず本書の導入としてHMDの歴史や基本概念について紹介します。
2章では,HMDの性能や機能を理解するための基礎となる人間の視覚について解説しています。
3章では,古典的な光学系から最新の光学系まで,多様な実例を交えて紹介します。
4章では,執筆時点の最先端の研究事例を通じてHMDの進化の方向性を浮き彫りにします。
5章では,HMDを用いて視覚機能を自在に補正・矯正したり拡張したりする様々な試みについて紹介します。
6章では,視覚以外の感覚を提示する様々な多感覚HMDについて取り上げます。
あとがきでは,本書全体を振り返り,HMDの進化がもたらす生活や社会の未来像について展望します。

【著者からのメッセージ】
HMDはVRやARの体験だけではなく,私たちの未来を左右するかもしれないとても重要なデバイスです。本書を通じて,HMDの技術とその進化,そしてそれがもたらす未来についての理解を深めていただければ幸いです。エキサイティングなHMDの世界を感じ取っていただけたなら,執筆陣としてこれほどの喜びはありません。

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