なぜ彗星は夜空に長い尾をひくのか

なぜ彗星は夜空に長い尾をひくのか

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
誠文堂新光社
著者名
渡部潤一
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2024年9月
判型
四六判
ISBN
9784416524343

2024年の秋、「紫金山・アトラス彗星」が太陽に接近して、マイマス5等の明るさになり肉眼でも見えると予想されています。これは夕方や明け方の空でギラギラとまぶしいぐらいに輝く金星に匹敵する明るさで、肉眼で見える彗星としては、この10年で最も明るくなる彗星と予報されています。

 彗星というと、多くの人が夜空で尾を引く姿をイメージしますが、古くはその姿から「ほうき星」と呼ばれていました。天体としてはなじみがありますが、実際に彗星の姿を見たことがある人や、彗星が尾を引く仕組み、宇宙のどこからやって来るかを知る人は少ないでしょう。

 本書では、紫金山・アトラス彗星をはじめ、ハレー彗星、ヘール・ボップ彗星、マックノート彗星など、歴史に残る大彗星などを例に、国立天文台の渡部潤一さんが、彗星の起源やその軌道、尾がのびる仕組みや見え方など、科学的メカニズムについて詳しく解説します。

◆目次
第1章 観測風景 
第2章 彗星とは何か? 
第3章 彗星はどこからやってきて、どこへいくのか?
第4章 彗星の形の不思議 
第5章 観測風景 その2
第6章 彗星の明るさの謎
第7章 紫金山・アトラス彗星はどう見えるのか?―その予測―
第8章 エピローグ

********************

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top