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いささか気恥ずかしいのですが、ぼくはこんな時代になっても文学が好きなんだと思います――。豊かな陰影をもつ作家と作品、印刷や造本のこと、詩歌との出会い。古今東西の文学の魅力とそれに関わる人々の姿を温かなことばで掬い上げ、新たな読書へと誘う。文庫版では新たに二篇を収録。語りの名手で知られる著者のエッセンスが凝縮された、懐かしくて新しい文学のはなし九篇。
【目次より】
Ⅰ
昭和の本棚を見つめる
高見順の時代をめぐって
山之口貘の詩を読んでいく
Ⅱ
名作・あの町この町
Ⅲ
「少女」とともに歩む
詩と印刷と青春のこと
思想から生まれる文学
*
「世界の名作」の輝き
思い出の文学
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