農業と経済 2024年夏号(90巻3号)

農業と経済

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出版社
英明企画編集
著者名
中村貴子 , 秋津元輝 , 北川太一
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2024年8月
判型
A5
ISBN
9784909151629

■特集

「地場」化する酒類の未来

――日本酒、ビールの今をめぐる楽しいウンチク

……秋津元輝+中村貴子+北川太一 責任編集





日本酒およびクラフトビールについて、「個性」化を図るとともに、それを活用して地域振興をめざす試みが日本各地で誕生しており、同時に原料産地と醸造場所、消費地が結びつく「地場」化も進みつつあります。本特集では、こうした酒類をめぐる動向を世界の動きのなかで理解するとともに、コメやムギなどの原料生産との関係、製品のみならず文化の輸出も企図する傾向、ツーリズムを含む地域振興との関連等の視角から特徴づけ、製品にまつわる誰かに話したくなるウンチクや、選択の際の新たな判断基準を提供します。





■Ⅰ 日本の酒の未来を占う



●1 日本の酒の「テロワール性」を考える

   ――地域特性を活かした豊かな飲酒文化の持続に向けて……山﨑朗



●2 お酒と税金との深く密接な関わり

   ――酒税の変遷から見る日本の酒事情……刀禰俊哉



●3 日本の酒消費はこれからどうなるか

   ――多様性とイノベーションが拓く未来……都留康



●4 座談会 製造・開発・発信をめぐる

   新たな取り組みから展望する酒類の未来

   ――日本酒とクラフトビールを中心に

   ……後藤奈美+高橋俊成+田村源太郎+秋津元輝+中村貴子





■Ⅱ 原料生産と製造との関係変化



●1 酒蔵と酒米生産者との直接契約および地元調達の拡大とその意義

   ――調達の安定、価値観や経営哲学の発現による個性の獲得……林芙俊



●2 清酒製造企業の農業参入による原料米生産の目的と意義

   ――地域農業と消費市場の変化に対応する取り組み……大仲克俊



●3 杜氏の歴史と現在

   ――五感と経験に依拠した酒造りから数値化に基づく醸造へ……堀圭介



●4 市民との協働による酒づくり



   コラム1 地元産米でつくる酒を軸に地域を活性化

   ――八王子酒造りプロジェクト「はちぷろ」……西仲鎌司





■Ⅲ 酒とともに文化と風土を発信・輸出する



●1 拡大する清酒の輸出が持つ意味と可能性

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