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投票しても何も変わらない、と無力感を覚える有権者は増つづけている。選挙制度改革から30年、小選挙区比例代表並立制の限界は明らかだ。本書は、政治学の最先端の知見を踏まえ、衆議院の選挙制度を多数派優遇式比例代表制に、参議院を抽選制の市民院にするという、ラディカルな制度構想を提示する。市民の声を政治に反映させるためには、新しい政治改革が必要である。
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