ファミリー企業のガバナンス

ファミリー企業のガバナンス

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家族経営というと遅れた経営のように聞こえがちであるが、そもそも日本を代表する企業であるトヨタやサントリーなどもファミリービジネスであり、中小企業まで含めれば圧倒的多数がファミリービジネスと言えるだろう。近年、長期的な視点に基づく経営が可能となるなど、その積極的な意義が見直されているのと同時に、特に日本では事業承継が課題となっており、経営学でも注目のトピックの一つである。

本書は、英語で出版された本の邦訳で、原著は北米・中南米・欧州・中東・アジアのファミリー企業の最新ケーススタディを含む、世界のファミリービジネス研究を元にわかりやすくまとめた定番である。
本書は、ファミリービジネスのガバナンスの目的は、経済的価値と心の豊かさを持続的に向上させる基盤を築くことにあるとし、ファミリービジネスの持つ可能性を高めつつリスクを抑えるため、ファミリー企業のガバナンスにアプローチするための実践的な手法を示している。

日々、ファミリービジネスに関わっている訳者たちが、現場でも活用すべく翻訳、そして出版の運びとなった。分かりやすく編集された本書は、日本でも定番となるだろう。

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