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いつかぼくは、人工呼吸器をつけた気象予報士の第1号になるんだ!
“難病でも自立したい”――メディアでも紹介された実話にもとづく物語
『バスが来ましたよ』(アリス館)著者の最新作
中学2年生の主人公は、生まれつきの筋肉の病気で、人工呼吸器と車いすの生活を送っている。ハンディキャップがあっても、いつか仕事につき、母親を楽にしたいと願う彼は、「気象予報士」にひそかなあこがれを抱いていた。それを知った父親は、ある日、彼が寝ている居間の天井に、天窓をつくる。そこから見える空の表情をながめながら、主人公は、気象予報士になる夢をふくらませていくのだった……。
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