天文学者たちの江戸時代

ちくま文庫

天文学者たちの江戸時代

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出版社
筑摩書房
著者名
嘉数次人
価格
946円(本体860円+税)
発行年月
2024年9月
判型
文庫
ISBN
9784480439444

江戸時代、天文学者たちは星を見上げ、暦に命を懸けた。

鎖国下の日本で外国の知識やことばと必死で格闘し、

研究に身を捧げた人びとを描く情熱の天文学史。



・渋川春海による「日本独自の暦」を作る苦闘

・西洋天文学の導入を目指した徳川吉宗と麻田剛立

・地動説、彗星、星座は当時どう考えられていたか?

・伊能忠敬の全国測量異聞――幻となった間重富の測量計画

・オランダ語を独力で習得し、命がけで「ラランデ暦書」を翻訳

・最新情報を求めシーボルト事件で獄死した高橋景保 etc.



現役の科学館学芸員である著者が、江戸時代の天文学者たちの思索と、

ドラマにあふれた人生をたどる。待望の増補文庫化!



解説 渡部潤一



装画 平岡瞳/装丁 小川恵子(瀬戸内デザイン)

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