魚山余響略註

魚山余響略註

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出版社
法蔵館
著者名
藤波蓮凰
価格
13,200円(本体12,000円+税)
発行年月
2024年9月
判型
A5変
ISBN
9784831862884

西本願寺の法要儀式に、深い影響を与え続ける魚山声明とは   

江戸後期に西本願寺で御堂衆を務めた光隆寺知影(1763~1825)が著した、魚山での見聞録。天台宗における声明研鑽の聖地である魚山の声明、宮中での御懺法講、公式記録には見えない、当時の西本願寺の声明事情を浮き彫りにする。
*
知影は浄土真宗の僧侶である傍ら、魚山宝泉院・知観僧正の許へ入門し、27年間にわたって魚山声明を学んだ。東西分派以来、天台声明を取り入れてきた西本願寺であったが、知影の頃には実唱されていた音曲と旋律は、伝来当初からかなり変貌していたという。『魚山余響』からは、西本願寺における、知影によるの声明のルネッサンスが感じられる。
変貌しつづける西本願寺の声明事情について、魚山声明の音曲や、西本願寺に伝えられた音曲も可能な限り追跡し、註と解説で紹介する。

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