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秋月伊織は一千石の御旗本の次男坊で、御目付の兄を持つ。そんな身でありながら、何を思ってか古本屋『だるま屋』の主、吉蔵の仕事に手を貸す。世上の風説から柳営の沙汰まで、吉蔵の元に集まる情報の真偽を調査する見届け人をつとめていた。
「家宝の鉄砲を失った」――鉄砲武具店『近江屋』の主が助けを求めて駆け込んできた。西山藩が水戸家から賜った鉄砲を、手入れするため預かっていたが、それを言葉巧みに持ち逃げされてしまったという。金のためか、あるいは誰かを殺めるためか……。伊織の鋭い観察眼と、剣の腕前で事件の真相を突き止める。
親子の情愛、男女の想いを紐解く、人情あふれる時代小説。シリーズ開幕!
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