中国文学の歴史 元明清の白話文学

東方選書

中国文学の歴史 元明清の白話文学

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出版社
東方書店
著者名
小松謙
価格
2,640円(本体2,400円+税)
発行年月
2024年9月
判型
四六判
ISBN
9784497224156

娯楽の読書はここから始まった
エリートではなかった庶民が楽しみのために本を読み、彼らの言葉や暮らしが文字として現れるようになった時代はいつ始まり、どのように続いてきたのか。戯曲・小説の創作が大いに盛んとなった元・明期を中心に、話し言葉で書かれる文学が生まれた金の時代から近代文学の誕生につながる清代までの文学を通観する。「全相平話」「四大奇書」「三言二拍」など、当時の作品から多数のエピソードを紹介し、そこから見える社会や時代背景を一つ一つ丁寧に読み解く。今日の「読書」体験の起源を辿る、中国文学への恰好の入門書。

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