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明治から大正半ばまで政治家と実業家の二刀流で活躍、渋沢栄一の後を継いで東京商業会議所会頭に就任、日本経済の発展と平和の実現のため、政府と堂々と渡り合い、軍事力から経済力中心の国家の発展を目指した中野武営(1848-1918)。「士魂商才」の気骨あるラストサムライの生き様を、同時代の政治経済の実相とともに綴る。
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