白天狗の贄嫁 芽生える絆は宿命の扉を開く

小学館文庫 キャラブン!

白天狗の贄嫁 芽生える絆は宿命の扉を開く

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出版社
小学館
著者名
朝比奈希夜 , 桜花舞
価格
693円(本体630円+税)
発行年月
2024年9月
判型
文庫
ISBN
9784094073928

あやかしを魅了する生贄花嫁の物語、第二弾

陰陽師に騙され、天狗を殺すための生きた毒餌にされた紫乃。一時は死の淵にあった紫乃だが、高尾山の白天狗・左京に助けられ、彼の屋敷で看病を受けることで少しずつ元気を取り戻していく。
お前はあやかしを魅了する斎賀一族の者ではないか、と左京に指摘された紫乃だが、貧しい農村で育った自分にはまったくその心当たりがない。だが、左京の言葉通り、紫乃は魅了の力によってあやかしを引き寄せ、黒天狗と対峙するという危機も乗り越える。
しかし、あやかしの壊滅を目論む陰陽師にとって、魅了の力を持つ斎賀一族は邪魔でしかない。紫乃の身に危険が及ぶと考えた左京は、紫乃をかりそめの妻として屋敷に留め置くことにした。
自分の未来を自分で切り開くためには斎賀一族のことを知る必要がある。紫乃は左京を伴い、実の家族と信じてきた中村家の人々が暮らす農村を訪ねようと決意。そこで紫乃は、これまで隠されてきた出自にまつわる真実を知ることになるが――。
話題の帝都かりそめ婚姻譚、第二弾登場!

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