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民法・金融法制・金融実務の各側面から「債権の本質」を問い直し、地域金融機関と中小企業金融のより良い将来を探究する一冊
本書は、著者が銀行員時代に抱いた一つの疑問、「銀行は、債務者である中小企業のために働いているのか、債権者である自分たちのために働いているのか」、そして「債権とは、債権者と債務者が協力し合っていれば毀損することはないのではないか」との想いに始まる、これまでの執筆・研究を集約した一冊です。
著者の経験と研究者への転身の中で、民法の泰斗我妻榮博士の研究、“人と法制度の有り様”に着目した「行動立法学」、そして現状分析と将来展望を踏まえたルール創造を旨とする「ビジネス法務学」を提唱する武蔵野大学大学院法学研究科長、池田眞朗教授からの薫陶を基に、今こそ、金融機関に求められる「事業性評価」への取組み、またABLから企業価値担保権へと進化を遂げつつある「債権の本質」への理解を深め、金融における「負から無」であった債権債務関係を「無から有」と変容させる価値創造を追究した内容です。
地域金融機関や支援機関はじめ、事業者支援に携わる方々にも向けた熱いメッセージが込められた集大成の書!
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