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1960年代頃からスタートした日本のファッション黎明期も約半世紀が経ち、筆者が服飾デザイナーになって約50年。欧米諸国とは異なり、服飾文化にDNAを持たない日本人は、それを追いかけてきた。現在は欧米との差もなく、日本市場は大きなファッションマーケットとして、存在し続ける。だからこそ、情報としてのファッションではなく、ファッションを教養として捉えることが、「感性のコアマッスルを鍛える」ことにつながるのではないか。コア(中心・中核)なる感性が縦軸となっているところに、時代の横串が交わったとき、スパークして生まれるパッションがあり、それが「ファッション」だと考える。優れた知性に裏付けされた優れた感性は、距離をとりながらも、遠い線路の先では、交わっている。筆者がファッションデザイナーとして、長年活動してきた中で、研究し、思索し、体験してきた「ファッション」について考察した集大成的エッセイ。!
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