この本は,オープンダイアローグと,その周辺の臨床心理論や支援理論,哲学などを解説をし,オープンダイアローグ実践のための基本をまとめたものです。
・家族療法から始まる流れや社会構成主義という考え方が及ぼした影響
・社会構成主義を取り入れつつ生まれたポストモダンなアプローチとの異同
・アドラー心理学,人間性心理学,PTMFなど別のアプローチとの異同
・昨今注目されているポリヴェーガル理論やトラウマ・ケアとの異同や親和性
などを詳述をしています。オープンダイアローグを多方面から見てみることで,新しいアイデアが見えてくるかもしれません。オープンダイアローグをしてみたい,エッセンスを日常臨床に取り込みたい,そんな方たちに必読の本となりました。
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