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1980年代以降、国際関係の舞台で影響力を増す中国。2050年に世界の大国として、また科学大国としての地位を築くことを目標としている。
本書は、まず戦略的歴史に立ち戻り、朝貢制度による対外政策、帝国主義列強諸国との戦いによる国力の低下、中華人民共和国成立以降の指導者たちの政策などを概説する。
朝貢外交で海に乗り出すこともあったが、基本的には大陸の国境の安定化に腐心していた。海上での地政学が重要になるのは、大陸での国境がほぼ画定してからである。陸から海へと地政学の重心を移す中国は、東アジアで足場を築き、世界の大海において海洋基軸を打ちたてようとしている。グローバルプレーヤーとなった中国の地経学が、地政学的な行動にどんな影響を与えたのか?
グルノーブル地政学フェスティバル最優秀地政学大賞受賞作。
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