正義に生きた台湾人検察官
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日本で検察官になった初の台湾人・王育霖―台北高等学校を首席で卒業後、東京大学法学部に留学。在学中に司法試験に合格し、京都地方裁判所検事局に勤務。ここで捜査や公訴手続きなど検事の実務を学ぶ。戦後、台湾・新竹で検察官として数々の不正、汚職を摘発し、台湾司法の健全化に努めたが、結果的にそれが?介石・国民党の恨みを買い、二・二八事件の混乱に乗じて逮捕・連行され、いまも消息不明となる。権力を恐れず、法律を堅持し、正義を守った「公正無私の検察官」の激動の生涯！
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