1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
山があるから、ここまで生きてこられた―。
家族関係に恵まれず、卑劣な性犯罪に手を染めてしまった少年。少しでも多くの遺産を得るべく、個人的関心のない骨董品にまで群がる相続人たち・・・。司法に携わるなかで、人間の暗く醜い一面や、泥沼の争いの数々を目にしてきた著者の精神と体はいつしか、かつて自身を虜にした山へと向かうーー。本書には、多くの事件と人々の心の奥深くを覗いてきた著者の裁判官としての歩みと、北上山地の遠野や北海道の網走など、転勤のたびにその土地で出会った山に仲間たちと登った記録が記されている。ときにはめげそうになる自分を受け入れて癒し、ときには叱咤激励して明日への勇気を奮い起こさせてくれた山への想いが溢れる心の随筆集。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。