出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
シェイクスピア劇は、当時の劇場において、どのように演じられたのか。
俳優たちは楽屋正面壁を背景として演戯を行った。この壁はきわめて有用な舞台装置であった。本書は、特に、壁に設けられた開口部(ドア)と壁の掛け布(カーテン)に焦点を合わせ、楽屋正面壁の構造と使用方法に関する基本的な問題を解明し、当時の舞台ではこのようなことが起こったはずである、または、起こったかもしれない、という、標準的ないしは習慣的な上演の形、あるいは、あり得た形を提示する。
====
【目次】
第一章 劇場と劇テクスト
第二章 「舞台裏」への「登場」
第三章 「三つのドア」と「一方のドア、他方のドア」
第四章 「アラス織のところ」
第五章 悲劇のカーテン
第六章 喜劇のカーテン
終章 楽屋正面壁の構造と使用方法
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。