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既に280号を超える長い歴史の「RM LIBRARY」から、過去の傑作巻を2~3冊分まとめて復刻する「RM Re-Library(アールエム リ・ライブラリー)」。シリーズ27巻目は、RMライブラリー第45・46巻から「昭和30年代の国鉄列車愛称板」(佐竹保雄・佐竹 晁 著)を復刻いたします。
一般にヘッドマークやテールマークとして親しまれている列車愛称板ですが、その起源は特急列車設定時、最後尾の展望車に掲げられたテールマーク「富士」「櫻」に始まります。その時点から文字だけでなく図案的要素も込められており、まさに現代に通じる伝統となっています。第二次大戦を挟み、戦後に特急列車が復活したのとほぼ同時に機関車の先頭にも今度はヘッドマークが掲げられるようになり、そして昭和30年代にかけて瞬く間に広く準急列車にまで普及して人気を集めました。全国的に統一された様式はなく、管理局ごとに地域色あふれる魅力があったと言えるでしょう。つづく昭和40年代以降は様式の画一化や掲出の省略が増えますので、百花繚乱の一番魅力ある時期だったのはこの昭和30年代だったのだと感じます。
本書では、愛称板の起源や定義、時代ごとの特徴などを概説した後、五十音順で様々な列車の愛称板を図録として紹介しています。情報が少なく、またフィルムが貴重であった時代にこれだけの記録をご兄弟で残した著者の多大なる労力の結晶となる一冊です。
〔収録列車一覧〕
あさぎり/あらお/阿波/アルプス/あさかぜ/伊豆・いづ/いでゆ/おくいづ/伊吹/いよ/奥久慈/おくたま/いずも/かもめ/きのくに/黒潮・くろしお/くまの/きぼう/紀州/京葉/くりこま/こだま/さくら/さちかぜ/さざなみ・さざ波/自然科学/信濃/しなの/十国/せと/水郷/湘南/そうま/だいせん/大菩薩/たから/たじま/たるまえ/たちばな/丹後/中禅寺/丹波/ちよだ号/ちどり/つばめ/天竜/東海/ときわ/土佐/十和田/なぎさ/なすの/南風/日光/のりくら・乗鞍/のとじ/のとつばめ/はくつる/はくと/はつかり/はと/はやぶさ/はやちね/八甲田/はつしま/はまゆう/比叡/ひかり/火の山/ひだ/ひので/ひびき/びわこ/富士/平和/房総/房総(犬吠)(内房)(外房)/房総の休日/みやぎの/みさき/摩周/みずほ/むろね/やまばと/やまびこ/ゆきぐに/ゆのか/ゆのくに/鷲羽/急行…
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