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突撃とともに砕け散るランス
つかむのは栄光か恥辱か
中世ヨーロッパ。騎士が全身全霊をかけて臨んだもうひとつの戦場
イギリス OSPREY社『Knights at Tournament』日本語版
すべての戦士階級のあいだで古くから行われていた模擬戦闘は、中世ヨーロッパにおいてルールの整備を経て、さまざまな種目を擁する騎士のスポーツとして発展した。騎士たちはさかんにトーナメント(武芸大会)に参加し、そこで勝利することに没頭した。騎士にとってトーナメントは、名誉を勝ち取るためのもうひとつの戦場だったのである。
本書では、実戦さながらに行われた創始期から、祭典のような野外劇への進化、そして中世の終焉とともに消滅に至るまで、トーナメントの歴史をたどる。
※本書は2003年4月に刊行した同名書籍の復刻版です。
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