老いるが勝ち!

文春新書

老いるが勝ち!

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
文藝春秋
著者名
和田秀樹(心理・教育評論家)
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2024年8月
判型
新書
ISBN
9784166614646

「心筋梗塞も糖尿病も太っていたほうが長生きする」
「糖尿病の治療がアルツハイマーを促進する」

こんなことを言われたら、戸惑う人がほとんどだろう。
しかし、これらは筆者の和田秀樹氏が、高齢者専門の精神科医として、36年間、延べ6000人の患者を診てきた上での事実である。
「血圧はそんなに下げる必要はない」
「コレステロールを下げる薬は心疾患がないのならすぐにやめるべき」
「高齢者は免許を返納すべきではない」
などなど、和田氏はつぎつぎと驚くべき言葉を矢継ぎ早に繰り出す。
これらは意表を突くためのものではなく、どれもこれも合理的に納得できることばかりなのである。

そもそも筆者は、世の中が高齢者を公平に評価していないことを嘆く。
なぜなら、高齢者こそが重要な消費者であり、高齢者にスポットを当てることで日本経済が復活する芽までがそこにあるからだ。
実は、人生の幸せのピークは、世界中どこでも82歳であること調査結果がある。
齢を取るのはイヤだな、ではなく、人は齢を取れば取るほど幸せになるのだ。

本書はそれを諄々と説いて、読者の目を啓いてくれる。
『80歳の壁』ーー80万部突破の実績はダテじゃないのである。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top