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樋口万太郎先生の現役教員時代の最後の実践
子ども自身がつくった「算数カード」で、真の意味での「自律した学習者を育てる」算数授業を提案する
■本書の概要
日本の教育の最先端を提案し続けてきた実践家が、教員時代の最後の実践を1冊にまとめる。「カード」とは、問題に出合ったときに、子どもが問題解決のために記したものである。そこには、これまで獲得した知識や、働かせたい見方・考え方が表れる。それを交流し、統合・発展させていく授業を提案する。
■本書からわかること
・葛藤から生まれた到達点/教員時代最後の実践
「自律した学習者」を育てるには、どうすればいいのか。樋口万太郎先生が行きついた答えが、この「カード実践」である。このカードとは、子どもたち自身がつくったものである。そのカードを自己選択し、決定する。それを繰り返すことで、子どもは深い学びを自覚する。
カード(CARD)実践
C……Connect
A……Assess
R……Reflect
D……Select&Decide
・シンプルなのに、奥が深い。「カード」を使った実践
子どもたちが大好きな「カード」。子どもたちがカードに書いた内容は、まさに「数学的な見方・考え方」であり、「概念的知識」である。きわめて本質的な内容になる。このカードを使うことで、学びの錬金術のような授業になり、算数授業が変革される。
■こんな先生におすすめ
・自律した学習者を育てたいと願う先生
・ご自身の算数授業を変えてみたいという先生
・タブレット端末での授業を見直したいという先生
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