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秩父で生まれ、浦和で育った著者は文学の道を歩み、短歌から小説へと執筆の幅を広げ、「人形の家」で埼玉文芸賞を受賞。県内の文芸家たちと交流をもちながら、自ら文芸同人誌「風姿」を主宰し、多くの作品を発表する。
埼玉県出身の女流作家、大西民子、大谷藤子に強い影響を受け、北川千代、平林英子らの作風にも関心を寄せる。2022年、失火により落命。
今回、生前の作品を各方面から集め、矢内久子作品集として一冊にまとめました。
生まれ故郷の秩父や住み慣れた浦和を舞台に、昭和という時代、日常どこにでもあった家族や夫婦のすれ違い、恋愛の葛藤、別離の経験が人を成長させていく様を描いた作品が揃います。
収録作品の「夜祭りの里」は、埼玉新聞に連載された長編小説で、秩父事件の歴史もふまえて構成された青春物語です。主人公彰子に宛てた母久美の正直な手紙が胸を打ちます。
昭和を存分に生きた著者の想いが詰まった作品集です。
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