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『歎異抄』の言葉には「一人ぼっち」から旅立ち、人とのつながりを見出し、気持ちを分かち合うための「発想の転換」があることを長年の相談活動の事例から明らかにし、日常生活に生かせるカウンセリング・マインドをさし示す。
【目次】
はじめに
1 「かあちゃんだよ」と迎えにきてほしかった気持ちわかりますか〈摂取不捨〉
2 こんな自分に生きる価値はありますか〈いはんや悪人をや〉
3 得るものは何もなかった〈弟子一人ももたず〉
4 働くことしか取り柄のない人間なんです〈信ずるほかに別の子細なきなり〉
5 あえて夫婦で争う必要はありませんでした〈無礙の一道〉
6 無職の息子と笑いあっているだけでよいのか〈おなじこころにてありけり〉
7 自分のことを自分で決められません〈弥陀の本願〉
8 両親のやり切れない気持ちにどう応えたらいいのですか〈非行・非善なり〉
9 父は強い人だから傷つくなんて考えられません〈一つなり〉
10 偉そうな態度は寂しさの照れ隠しなんです〈親鸞一人がためなり〉
11 年越しの日だけに帰宅する父に緊張する家族です〈父母の孝養のためとて〉
12 バラバラな家族で良かったかもしれません〈往生の正因〉
13 親の本心を知りたくて「良い子」をやめてみました〈智者遠離〉
14 家族に直接聞けない父親です〈往生かなふべからずとおもひて〉
あとがき
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