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65歳以降を「老後」と呼ぶのは、もう古い! 高年齢者雇用安定法で「70歳までの就業確保」が努力義務化されて定年後も働くのが当たり前になった今、70歳・75歳以降を「本当の老後」と捉え、第二の人生を歩きつづけることになります。
70歳・75歳は第二の人生が始まる大きな節目です。継続雇用で契約社員として働く、退職して業務委託を請け負う、別の会社に再就職する、パートやアルバイトで働く、人それぞれ働き方は違います。仕事を完全リタイアし、年金生活を送る人も多いでしょう。そうした節目では会社との継続雇用契約や業務委託契約の締結、退職手続き、公的医療保険・公的年金・雇用保険といった社会保険の手続き、税金の手続きなど数多くの手続きが必要になります。ところが、こうした手続きは会社を退職すると、すべて自分で行わなければなりません。
特に、社会保険や税金の手続きは知らないと損することばかり。自分で手続きを行わないと、本来もらえるはずの公的医療保険や雇用保険の「給付金」、税金の「還付金」が受け取れなくなってしまうのです。これでは、70歳・75歳以降の人生を安心して送ることはできません。
本書は、70歳・75歳という人生の節目で必要になる「手続き」と、本当の老後で必要になる「お金」を全網羅。誰もが迷う136問に一問一答で、マンガと図解を駆使してわかりやすく解説します。
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