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本好きに人気の書籍『八十五歳の読居録』の著者、北脇洋子が思うがままに綴った漱石の評伝
著者あとがきより
漱石についての評論はおびただしく出版されているので、漱石研究者でもない私が今更もっともらしく論じるつもりはないのですが、何故執筆したのかといえば、漱石の作品を読んで人並みに感想を書いてみたいと思って書き始めると、感想というより評論じみてきたのです。
それで参考文献などを調べているうちに、研究論文などを別にすると、ほとんどの評者が男性であって、女性は漱石が書きづらいのだろうかと思いました。そこで女性である私は書き辛いかどうか試しに挑戦してみることにしました。それで書いていると作中の女性がみな「よく書いてくださってありがとう。誰が一番魅力的でしたか?」と笑っている声が聞こえるのでした。
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