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あなたは、何歳まで
どんな風に生きたいですか?
2050年には50万人以上が100歳を超えるといわれる日本。敬老精神が高く、長寿をめでる日本だが、介護や認知症のイメージにより、自分ごととしての「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。
本書は500人以上の百寿者と実際に会い、調査を続けてきた著者が加齢をめぐるさまざまなデータ、研究結果を紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫る。
多くを失いつつも幸せを感じられる老いとは何か。100歳を超える超高齢者の心と体を理解し、確実に訪れる人生への向き合い方を考える。
■目次
はじめに――あなたは何歳まで、どんな風に生きたいですか?
第1章 人の寿命はどこまで延びるのか
第2章 スーパー高齢者たち
第3章 100歳の現実
第4章 100歳の人は幸せか――「老年的超越」を手がかりに
第5章 幸せな100歳を迎えるために
終わりに
付録:100歳と付き合うための5つの方法
■著者略歴
権藤恭之(ごんどう・やすゆき)
1965年神戸生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授。
老年心理学。日本老年社会科学会 (理事) 。日本応用老年学会(常任理事)。The Gerontological Society of America (Fellow)。2000年より慶應義塾大学と共同で東京都23区の百寿者、および全国の超百寿者を対象とした訪問面接調査を行っている。2010年からは東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学医学部と共同で、高齢者の縦断調査SONICを開始。超高齢者を対象に健康長寿を達成するための要因を研究しながら、どうすれば超高齢期を幸せに過ごすことができるのか、その環境づくりを考えている。20年から兵庫県朝来市で古民家再生に取り組む。
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