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〈統治されざるもの〉のために
20世紀を代表する哲学者たちは、アナーキーという概念をめぐってそれぞれに独自の思考を彫琢してきた。そこにはアナキズムの伝統からの影響があったにもかかわらず、彼らが自らをアナキストと認めることは決してなかった。マラブーに言わせれば、それは、哲学の側がアナキズムの思想に対して「盗み」を働いたということなのだ〓〓。シュールマン、レヴィナス、デリダ、フーコー、アガンベン、ランシエールらのテクストの批判的な読解を通して〈統治されざるもの〉という概念を剔出し、哲学とアナキズムの果たされざる架橋を試みる、マラブー哲学の新たな到達点。
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