近年,国際的に幼児教育への投資効果等に関心が高まる中で,外的に読み取りやすいアセスメント(ものさし)が求められている。しかし,固定化された「ものさし」によって見失うモノがあるのではないか。本書では,子どもの声に耳を傾け,対話し揺らぎながら,大人の「ものさし」を疑い,新たなアセスメントのカタチを探る。
【主な目次】
序 章 日本の保育における「評価」の位置づけ
●第Ⅰ部 保育アセスメントをめぐる国際動向
第1章 イギリス〓〓学校監査と理想の保育の狭間で
第2章 イタリア〓〓レッジョ・エミリアからハーバード・プロジェクト・ゼロへのインパクト
第3章 ドイツ〓〓「子どもの視点」から学びを描く
第4章 スウェーデン〓〓乳幼児期から生涯にわたる学びのありようを希求して
●第Ⅱ部 多声的な保育アセスメントを求めて
第5章 権利主体者たる子ども
第6章 探究者たる子ども
第7章 創造者たる子ども
終 章 日本における保育アセスメントの展望と子どもの声
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