季刊考古学 第168号

季刊考古学

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出版社
雄山閣
著者名
中塚武
価格
2,640円(本体2,400円+税)
発行年月
2024年8月
判型
B5
ISBN
9784639029908

季刊考古学168
特集 高時間分解能古気候学の進展と考古学

新しい古気候学からみた気候変動の時間スケールと社会応答(中塚 武)

古気候学と年代決定の進展
樹木年輪を中心とした過去2000 年の気候復元(佐野雅規)
年代決定の進展―酸素同位体比年輪年代法と放射性炭素年代法―(箱﨑真隆)

長周期の気候変動と考古学
4.3kaイベントと縄文社会の変化(小林謙一)
水田稲作の伝来と拡散―弥生早・前期を中心に―(藤尾慎一郎)
乾燥温暖/湿潤寒冷傾向と文化変化・社会統合(若林邦彦)
10世紀の気候変動がもたらしたもの―東国の集落と水田の景観変化から―(笹生 衛)

中周期の気候変動と考古学
弥生時代後半期の寒冷化と集落動態―米子平野周辺にみる遺跡の増減と立地傾向―(濵田竜彦)
古墳時代中後期の吉備の人口変動(今津勝紀)
古墳時代後期の気候変動と水田耕作(井上智博)
古代末期の気候変動と新たな祭祀・交通の展開(笹生 衛)

短周期の気候変動と考古学
弥生水田における年代決定の意義(井上智博)
古墳時代の気候と渡来人の来着時期(中久保辰夫)
『日本書紀』と遺跡を結びつける気候変動(中塚 武)

古気候学と考古学の可能性
あらゆる出土木製品の年代決定が開く可能性(中塚 武)
年層内分析による年代決定の高精度化(佐野雅規)
日本古代の飢疫と気象(今津勝紀)

最近の発掘から
甘樫丘の飛鳥時代後半期の様相を解明―奈良県明日香村甘樫丘遺跡群―(長谷川 透)

リレー連載・考古学の旬 第26回
「橿原式文様」の意義(岡田憲一)

リレー連載・私の考古学史 第17回
「郷土史」ではない地域史を求めて(渡辺貞幸)

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