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和紙が貴重だった平安時代、紫式部はいったいどんな紙で『源氏物語』を書き上げたのか――?
平安時代に藤原摂関家が重用し、鎌倉時代には幕府が公用紙として用いた兵庫県多可町産の名紙「椙原庄紙(すぎはらしょうし)/杉原紙(すぎはらがみ)」。1300年の歴史を誇る「椙原庄紙(杉原紙)」と紫式部との接点を探り、「手漉き和紙」の歴史と魅力に迫る。
兵庫県の中央部、山川里の自然豊かな多可町加美区の杉原谷(すぎはらだに)地区は、1000年以上前の関白・藤原頼道の時代にはすでに摂関家荘園(私的な領有地)だったと考えられる(荘園時代の地名は椙原庄[すぎはらしょう])。
著者は地元・兵庫県多可町の町長を5期(旧加美町時代含む)務め、現在は杉原紙の研究と普及活動に情熱を傾ける市井の一人。数多くの史料を手がかりに紫式部や清少納言が使用したとされる紙に関する仮説を提起し、「椙原庄紙/杉原紙」が紫式部や清少納言が愛用した紙である可能性を探究。
手漉き和紙の魅力や価値についても詳細に掘り下げ、その貴重な歴史と素晴らしさを和紙愛好家、地域資源を活用したまちおこしに関心のある人たちに伝える。
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「地域おこし協力隊」の生みの親・椎川忍氏推薦!
「地域おこし人」必読の書 =首長、議員、公務員、地域おこし協力隊など=
郷土愛と地域愛に満ちた眼差しの中でこそ見えてくる「埋もれた地域資源」とそれに関する「歴史的想像力」の豊かさに敬服し、著者の地道な活動とあふれ出る力強さに感動しました。地域活性化や地方創生の「原点」をこの本から学んでください。
総務省初代地域力創造審議官、元自治財政局長
(一財)地域活性化センター常任顧問(前理事長)椎川忍
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