ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活

ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活

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出版社
小鳥書房
著者名
落合加依子 , 佐藤友理
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2024年7月
判型
B6
ISBN
9784908582127

オールカラーで、部屋にまつわるエッセイと写真を100人分掲載。

職業も住む場所もさまざまな100 人の、ひとり暮らしの記録集です。



「部屋は、言葉を話すわけじゃない。でもありったけの息を吸って暮らすわたしたちを、静かに見守ったり叱ったりしているのかもしれない。

記憶も匂いもそこに残って、見慣れたはずの毎日の隙間に、あの恋やあの会話、さみしさ、まばゆさが染みついている。」

(「はじめに」より)



きっと部屋にはそのひとそのものが表れる。意図した部屋でも、無防備な部屋でも。ほかの誰かと暮らす部屋ではない、ひとり暮らしの部屋ならなおさら。

そんな思いから、市井で生きる人たち100人に声をかけ、ひとり暮らしの部屋にまつわるエッセイを書いていただきました。部屋全体が写る写真と、お気に入りのものを写した写真も載せています。



私たちは、それぞれの部屋に流れる時間を想像しながら、この本を編集していました。

ひとり暮らしを始めたばかりの部屋、停滞と安堵が漂う部屋、その人の歴史が詰まった部屋、誰かの気配が残る部屋、これから先の長い時間が見えるような部屋……

それぞれの部屋の中に誰とも違う生活がある、ただそれだけのことなのに、100人分の暮らしの営みがこうして綴じられていることが、どうしてか心強く感じられます。



エッセイを書いてくださった方の中には、引っ越しをした人もいるし、今はひとりで暮らしていない人もいます。ひとり暮らしは突然始まったり終わったりする。ひとり暮らしでもそうじゃなくても、生活は形を変えながら続いていく。

だからこれは、とある時期に偶然そこにあった生活の、記録集のようなものです。



「ワンルームワンダーランド」といいながら、1Rのみならずさまざまな間取りの部屋を載せています。

小さなひとつの部屋(ワンルーム)から、限りない未来が広がっていきますように。





■職業も住む場所もさまざまな100人の、ひとり暮らしの記録集



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