「グローバル・ミニマム課税」は大規模な多国籍企業に対し最低税率15%の課税を義務付ける制度であり、OECD/G20による「BEPS包摂的枠組み」において合意された。各国がこれを採用する場合、国内法整備に当たり参照すべき「GloBEルール」における中核的なルールである「所得合算ルール(IIR)」が令和5年度改正により日本でも法制化された。本書は本制度について、できるだけ平易な解説を行うものである。
●制度の基本的な仕組みについて図をできるだけ使用して平易に解説。
●使用されている言葉の定義を「Keyword」において明確に解説。
●「重要事項解説」として主要な問題について議論を整理して解説。
●読者の理解の助けとなる事項について「参考」資料を掲載。
●巻末に「索引」を付し、読者の利用の便に供した。
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