バスケタリーの定式

住まい学エッセンス

バスケタリーの定式

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出版社
平凡社
著者名
関島寿子 , 島崎慶子
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2024年7月
判型
B6
ISBN
9784582543636

「定式は私の働きかけで私を軸に振動しはじめる」。素材‐構築法‐形態の相関を根底から見なおし、新たな表現、作品製作に開かれたかごづくりのマトリックスを第一人者が説き明かす。民具から現代工芸、美術、建築におよぶ「立体造形論」の地平。この分野で唯一無二の書、「住まい学大系」の名著復刊。解説・島崎慶子(シリーズ装幀・山口信博)。

【目次】
1 バスケット・コネクション
「バスケット・コネクション」万歳
新聞紙の「たて・よこ関係」
かごと織物の出合い
工芸再発見
「なんでもできると何もできない」

2 バスケタリ―の定式
かごの構造力学
創作と定式
分類表の読み方
かごと鳥の巣

3 自然な関係
自然な関係
マテリアルとメディアム
紙紐作戦

4 定式の自由
基本の見なおし
型にはまらない型の話
道具と身体
網杓子の使い方
民具と創作
ノートブック

5 かたちの自由
かたちの記憶
容器のかたち
かたち自由自〈材〉
かたちと大きさ
ふたたび定式の自由

6 日常と創造
あなたはアーティストですか

グロサリー
参考文献
「同じかごの中」 あとがきにかえて
改訂版あとがき
新版あとがき

解説 原理を編む 島崎慶子

【著者略歴】
関島寿子(せきじま・ひさこ) かご製作者、多摩美術大学美術学部生産デザイン学科客員教授。1966年、津田塾大学英文科卒業。1975-79年、ニューヨークに在住中アメリカ先住民の技法を学ぶとともに、現代的アプローチをエド・ロスバックやジョン・マックウィーンから学ぶ。ヴィクトリア&アルバート博物館?Japanese Studio Craft?(1995)、ジャパン・ソサエティ・ギャラリー ?Fiber Futures: Japan’s Textile Pioneers?(2011)、東京国立近代美術館工芸館「現代の座標??工芸をめぐる11の思考」(2012)、広島市現代美術館「交わるいと??「あいだ」をひらく術として」(2017-18)などに出品。著書『Basketry』(講談社インターナショナル1986)『自然を編む』(創和出版1988)ほか。

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