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本書は日商簿記検定1級商業簿記・会計学の論点を仕訳を通して、短期集中で幅広く内容の理解を深めていく書籍となります。
範囲が広く、基本学習だけで相当な時間を使う日商簿記1級では出題頻度に明確な違いがあるため、論点の押さえどころを把握することにより効率的かつ短期間で合格レベルまで上げることが可能です。
そこで、本書では学習論点を重要度別に分けて繰り返し学習することによって、仕訳をそのまま覚えるのではなくメリハリをつけて確実に知識として身につくように工夫いたしました。
≪本書の特長≫
1.仕訳の基本から本試験対策までを網羅した1冊!
本試験で出題された論点を重要度別に3つのランク(A・B・C)に分けることにより、合格に最低限必要なもの(基礎)から余裕があればおさえてほしいもの(発展)まで、メリハリをつけた学習ができるように構成しております。
学習の基本となる仕訳を通して、近年発展がめざましい脳科学を駆使した学習法(学習した日の翌日・1週間後・1ヶ月後と3回復習することで1つの内容を理解すること)により、日商簿記1級商業簿記・会計学の内容を確実に理解できる1冊となっております。
2.短時間で幅広い論点を学習できる!
範囲が広い日商簿記1級の学習を効率的なものとするため、本書で掲載している問題は数値を単純化かつ解きやすい内容とし、短時間で幅広い論点を学習できるように工夫しております。
また、1つの問題から仕訳の答えだけではなく本試験で使える考え方をポイントで簡潔にまとめているため、読みやすく、イメージがしやすくなっております。
なお、本書は基礎的な仕訳の確認用として、全経簿記能力検定試験上級・税理士試験(簿記論・財務諸表論)・公認会計士試験(財務会計論)の学習にもお役立ていただける内容となっております。
◆旧版(第2版)からの改訂について◆
本書は第168回(2024年11月)以降の日商簿記検定試験1級(商業簿記・会計学)の試験対策用として直近の出題傾向および会計基準の改正を反映した内容となっており、主な改訂箇所は下記の通りです。
(1)純資産会計:株式引受権(取締役の報酬等としての株式の無償交付)を追加
(2)リース会計:見積現金購入価額でリース資産を計上する場合を追加
(3)連結会計:取得関連費用、その他有価証券評価差額金を追加
(4)株式移転:連結上の処理を追加
(5)事業分離:連結上の処理を追加
(6)収益認識:数量値引と売上割引(仕入割引)を追加
(7)連結上の退職給付:差異発生の翌年度の処理と税効
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