月曜か火曜

月曜か火曜

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出版社
エトセトラブックス
著者名
ヴァージニア・ウルフ , ヴァネッサ・ベル , 片山亜紀
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2024年7月
判型
A4変
ISBN
9784909910240

永遠のフェミニスト作家、ヴァージニア・ウルフが

自分で編んだ唯一の短編小説集。

彼女の真摯な「叫び声」を、100年後の今そのまま読む。



ウルフの最初の短編集を、1921年刊行当時のまま、姉ヴァネッサ・ベルの版画5点とともに完全収録。最良のガイドとなる、翻訳者の片山亜紀による詳細な注・訳者解説付。



【収録作】

ゴースト・ストーリー「幽霊たちの家」

フェミニズム冒険活劇「ある協会」

都市のある一日を描く「月曜か火曜」

その後の長編に連なるメタフィクション「書かれなかった小説」

音楽のスケッチ「弦楽四重奏」と色彩のステッチ「青と緑」

草花と人々とカタツムリのコラージュ「キュー植物園」

フェミニズム小説であり評論でもある傑作「壁のしみ」

――ウルフの原点であり、その後の長編にも連なる真摯で切実な全8編。



学識豊かな男たちなんて、魔女や隠遁者、すなわち洞窟や森でうずくまって薬草を煎じ、トガリネズミを尋問し、星々の言葉を書きつけていた者たちの末裔でしかないのでは?(「壁のしみ」より)

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