1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
◆第一句集
恵方巻かぶりつけよと言はれても
対象を当意即妙に俳句に収めながら、どの句にも歯切れのよいすがすがしさを感じる。
(序より・小川軽舟)
◆自選十句
剪る前に鳴らす鋏や霜柱
明易し宿に潮の時刻表
夕河岸の床氷塊を走らしむ
山の日に飛び交ふものや落し水
カツ丼の味の濃かりし荷風の忌
霧とぶや白山ふうろ踏むまじく
夕菅や音も二輛の小海線
螢火や不意にわが身の腥き
冬あたたか佃煮さげて佃島
息深く辛夷のもとに悼みけり
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。