ウナギの川や河口域での生態を明らかにしながら、ウナギの保全に重要な日本の河川・自然環境を考えます。
また、食や文化などから古くから日本人に愛されてきたその歴史をたどり、ウナギと日本の過去、現在、未来を考えます。
ウナギ尽くしの1冊です。
近年減少が騒がれ、注目されるウナギ。
「謎が多い」とされてきたものの、近年研究が進んできた野生ウナギの生態に迫ります。
写真には、水中写真に定評のある内山りゅう氏の水中からのダイナミックなカットや見たこともないカットを贅沢に使用。
使用写真の中には本邦初公開となる貴重な写真も含まれます。
前半部は、ウナギとはどのような魚なのか? といった解説や、近年日本ではじめてシラスウナギが見つかったウグマウナギを含めた日本に生息するウナギの図鑑部分を魚類生態学の専門家である脇谷先生が、担当します。
後半部では、保全生態学の専門家である海部先生による最新の知見や研究成果とともに、川や河口域でのウナギの生態をビジュアルで解説する第3章、縄文~江戸~現在まで続くウナギ文化や漁法、そして食に関する第4章、さらに現在減少が騒がれるニホンウナギの保全に重要な日本の河川・自然環境を考える第5章と続きます。
日本のウナギ属魚類書籍の決定版です。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。