日本映画時評集成2011ー2022

日本映画時評集成2011ー2022

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出版社
国書刊行会
著者名
山根貞男
価格
7,920円(本体7,200円+税)
発行年月
2024年7月
判型
A5
ISBN
9784336076366

徹底して日本映画の現在と格闘しながら新たな〈活劇の行方〉を問いつづける――
45年におよぶ《日本映画時評》を一挙単行本化! 
時評を突き抜けた圧巻の時評集成、最終巻。

*別冊附録 上野昂志、三上雅通、鈴木一誌各氏との『日本映画時評集成』(既刊3巻)刊行時の記念対談を集成(32頁)
・映画と動いている 上野昂志×山根貞男
・愛と憤怒の書をめぐって 三上雅通×山根貞男
・現代日本映画における〈活劇の行方〉新宿篇 鈴木一誌×山根貞男
・現代日本映画における〈活劇の行方〉神戸篇 鈴木一誌×山根貞男

*目次より
ウルトラ級の粗雑な映画『シン・ゴジラ』の誘引力/活劇から遠く離れてゆく時代を撃つ/映画的時空の錯綜がそのまま快走する/映画という祭り/映画に驚きも発見も求めない観客が増えている?/映画の魅力に古いも新しいもない/なぜこうも不発弾のような映画が多いのか/微温的だからウエルメイドな新作たち/決着感ゼロの異様な感銘/家族の話になぜかゴーストが登場する/高倉健の姿にハラハラして考えたこと/フィクションの論理の腰砕けが起こっている/青山真治の新作は涼しげな表情で孤立している/リアリティの強度、デジタルの美しさ/日活ロマン・ポルノが長い歳月を越えて訴えてくるもの/ズバッと生身で提出する映画を求めて/普通の映画に過剰さを求めるのは贅沢か/黒沢清は首長竜に何を託したのか/安心して見ていられる映画とそうでない映画/監督たむらまさきが撮りたかった映画とは/大津幸四郎が三里塚でキャメラを向けたもの/鈴木清順――映画の現在の始まり、永遠の同時代/表現力にとって材料も出自も国籍も問題ではない/黒澤満を悼む/映画に翻弄される楽しさ/荒井晴彦の健闘/異物としての面白さ/映画はちゃんと生き続けている……

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