精神科病院における緊急時の対応
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特集 精神科病院における緊急時の対応
「患者さんの様子がいつもと違う」「患者さんが倒れている!」という状況に出くわしたとき,どれほど緊張感が高まるか,考えただけでも胸が痛くなりそうですよね。ナースステーションで「今日は落ち着いているね」と口に出してしまうと何かが起きる……というのは「看護師あるある」でしょう。しかし,医療現場に勤める以上,不測の事態にも対応していく力が求められます。
本特集においては“精神科病院における緊急時”として,患者さんの「自殺」と「急変」に焦点をあててその実践とポイントをご紹介していきます。冒頭では,心肺停止状態にある患者さんを発見した際の一次救命処置についての記事を掲載しました。CPRから必要な観察という基本のことをあらためておさらいする気持ちで,ご覧いただきたいと思います。次は,自殺事故が発生した際のスタッフの心についての記事です。処置の仕方ももちろん大切ですが,スタッフの心のケアにも留意する必要があります。日ごろから準備,環境づくりが結果として自殺予防にもつながります。最後にINARS(看護急変回避)の枠組みで,急変時どのように対応していくかを考えていきます。
緊急時には焦らないようにするとはいっても,いざ事態が起きてしまうとそう言ってはいられなくなります。事態の予防はもちろん,対応方法を学ぶことが何より大切になるでしょう。
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