1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
「僕は実はもう一つ情報源を持っている。
つまり、僕自身の知識だ。
この知識によって今までの推理はすべて覆る」
語り≒騙りがもたらす驚愕のラスト
『アリス殺し』の鬼才が技巧を凝らす6編
自分の中には凶悪な人格が眠っている──記憶にない動物殺しや対人トラブルに苦しむ青年は、ノートを介して「敵対者」との対話を試みるが、忌まわしき存在はついに殺人にまで手を染め……二重三重のどんでん返しが待ち受ける「獣の記憶」をはじめ、全六編の掌短編を収録。読む者を巧みに翻弄し、独自のロジック×ゴシック世界へといざなう、『アリス殺し』の鬼才の真骨頂がここに。解説=田中啓文
■目次
「獣の記憶」
「攫(さら)われて」
「双生児」
「五人目の告白」
「独裁者の掟」
「籠城(ろうじょう)」
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。