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この本から、新しい世界史
=「生きるための世界史」が始まる
あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために。
アラブ、ポーランド、ドイツを専門とする三人の対話から
はじめて浮かび上がる「パレスチナ問題」。
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岡「今の世界史には「構造的欠陥」があると思います。歴史や世界というものを私たちが考えるときの視野そのものに問題があるのではないか。」
小山「西洋史研究者の自分はなぜ、ヨーロッパの問題であるパレスチナの問題を、研究領域の外にあるかのように感じてしまっていたのか」
藤原「パレスチナでの信じられないような虐殺を見ていると、私はいったいナチズム研究で何をしてきたのかと思います」
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パレスチナ、ヨーロッパ、日本… すべての問題はつながっている。
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