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エンジニアからエンジニアリングマネジャ―になる
エンジニアリングが好きでエンジニアになった私たちが、
「チームをサポートしたい」という一心で引き受けたその瞬間に扱う対象が「コード」から「人」へと変わります。
それは突然、職種がまったく変わるようなもので、その大きな違いにはじめは戸惑いを隠せないでしょう。
人的プロセスは構築された設計の通りにはいきません。
コミュニケーションは個人の価値観、動機、力関係、スキルと結びつき、メンバーの関係性は不安定です。
日々の仕事によるさまざまな経験は、そこに感情の波で揺らぎを与えてきます。
正解がなく、答えを出してもそれが良かったのかもすぐにはわからない。
これまでの経験を活かしたくても活かせないもどかしさ。
そんな誰も教えてくれなかったマネジメントについて、Googleのマネジャーが共感と内省によるエンジニアリングマネジメントの実践知を解説します。
しかしそれはそのまま実践してもらうためではありません。
エンジニアリングマネジャ―に求められていることとリーダーシップの発揮について自身で考えられるようにするためです。
「人と関係性」に焦点をあてた本書は、エンジニアリングマネジャーが困惑しやすいトピックを解説し、
メンバーと協力して一緒に共通の目的に向かうために読むべき一冊となっています。
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