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【教養の情熱を味わう!】
『善の研究』『三太郎の日記』『愛と認識との出発』『風土』『「いき」の構造』『君たちはどう生きるか』……中高生から大人まで、誰もが一度は聞いたことのある日本の教養書たち。
しかし、名前だけ知っていてもページすら開いたことのない人がほとんどではないか。
そんな「読んだふり」をしてしまいがちな作品を、東京大学教養学部長を務めた著者が再読。
著者自身も約半世紀ぶりに読む教養書たちは、現代を生きる私たちにどのような示唆を与えてくれるのか。
名著の熱を味わいながら教養とはなにかを考える。
【目次】
第1章 「純粋経験」の熱気を受けとめる―西田幾多郎『善の研究』を読む
第2章 「人らしい人」へ至る道―阿部次郎『三太郎の日記』を読む
第3章 生と性の青春論―倉田百三『愛と認識との出発』を読む
第4章 日本人の「自己開示」―九鬼周造『「いき」の構造』を読む
第5章 考え続けることへのいざない―和辻哲郎『風土』を読む
第6章 「私たちはどう生きるか」という問いへ―吉野源三郎『君たちはどう生きるか』を読む
【著者略歴】
石井洋二郎(いしい ようじろう)
東京大学名誉教授、中部大学名誉教授。
1951(昭和26)年東京都生まれ。
専門はフランス文学・思想。東京大学教養学部長、副学長などを務める。
『ロートレアモン 越境と創造』『ブルデュー『ディスタンクシオン』講義』『フランス的思考 野生の思考者たちの系譜』『東京大学の式 歴代総長の贈る言葉』など著書多数。
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