クローゼットファイル

講談社文庫

クローゼットファイル

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
講談社
著者名
川瀬七緒
価格
902円(本体820円+税)
発行年月
2024年7月
判型
文庫
ISBN
9784065363713

「服を見ればすべてがわかる」と、噂されるほどの鋭い洞察力を持つ服飾ブローカー・桐ヶ谷京介に新たな事件解決の依頼があった。依頼主は警察と京介の橋渡し役を担う南雲警部。南雲は12年前、勤務中に捨て子を発見した。その子は施設で育ち、少年になったいま、南雲に母親探しを頼んできたのだ。南雲は発見当時にその子が身につけていた大人もののTシャツを京介に預ける。京介の神懸かった推理が始まった……。「ゆりかごの行方」/など、仕立屋探偵が6つの事件を解決する、傑作クライム・ミステリー!

「ゆりかごの行方」
12年前の捨て子が少年になり、発見者である南雲警部に母親探し依頼。手掛かりは発見時に身につけていた大人もののTシャツだけだった。

「緑色の誘惑」
15年前、65歳の独居女性が殺された。被害者の女性は、身につけるものすべてが緑色という、そうとう変わった生活行動をとっていた。

「ルーティンの痕跡」
京介のバディー役・水森小春の下着が盗まれた。代わりにベランダに残されていたのは男モノのトランクス。京介と小春の推理は……!?

「攻撃のSOS」
駅の近くで、女子中学生グループの中の1人の服から、京介は虐待の痕跡を見つける。気になって同じ電車に乗り込んで追いかけると……。

「キラー・ファブリック」
17年前、食べ物アレルギーの主婦が自宅で遺体となって見つかった。死因はアナフィラキシーショック。警察は事故と見立てたが……。

「美しさの定義」
10年前の刺殺事件。被害者は服飾学校に通う学生で、死後1週間して自宅のアパートで発見された。凶器のハサミは刺されたままで……。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top