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風石マリエ(45)は、所轄の経験を経て警視に昇進した。
そして人事で県警本部刑事部捜査一課管理官に異動となった。
男性が九十%近くを占める警察で出世を望む彼女が最初に捜査の指揮を執ることになる事案が発生。
小学生が校内で同級生に向かって拳銃を発射したのだ。
不明な拳銃の入手経路、マスコミの過剰報道、上層部からの圧力、そして男性部下との軋轢。
問題山積の中、マリエは事件を解決に導けるのか……? 男性社会で女性警官はどのように悩み苦しむのか!? 元女性警察官の著者だからこそ描ける警察小説誕生!
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